燃料電池用ガス分析計
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クロスリーク用分析計
Bex-1600XL
- 燃料電池セル開発において、高性能化を計るために重要とされる燃料電池セルのアノード、カソード、還流系からわずかにリークするクロスリーク量を極小量のサンプル量(100~1000ml/min)にて高速かつ連続計測が可能です。
共存する高濃度H2ガスの干渉影響は極小です。
測定方式
ダイレクト測定
測定成分
O2(L,M,H)・H2(L,H)・H2O(H)・CO(L) or CO2(L)s
特長
極少量サンプリングシステムを開発
サンプリングポイントの圧力変化(0~500kpa)や極少量のサンプルに対してもベスト独自のサンプリングシステムの開発によりリークガス組成を変化させることなくリアルタイムにて燃料電池セルのクロスリーク現象の解析が可能です。
極少量サンプリングかつ高速応答を実現!(T90%応答)(H2,H2O,O2)
燃料電池セルの過渡的なクロスリーク現象をサンプル量100ml/min~200ml/minにてT90% 5.0sec以下で連続測定が可能です。
H・NDIR法 (加熱型非分散赤外線ガス分析法)によるH2O計を開発
加熱方式のため検出セル内部に水分の凝縮無くウエットベースにて精度よく連続測定が可能です。
高精度H2O校正器を開発
シリンダーガスによる校正が不可のためPATによる高精度校正装置を開発し搭載しました。
高感度、高速応答型H2計を開発!
高速応答かつ高感度のH2検出器の開発により低濃度域(H2:0~2%~xxx%)のH2ガスの連続測定が可能です。
高感度、高速応答型CO2計を開発
応答速度性能を改良した高感度のCO2検出器の開発により低濃度域(CO2:0~200ppm~xxxxppm)のCO2ガスの連続測定を実現しました。燃料電池セル開発に有効です。
高感度O2計を開発
共存する高濃度H2(0~70%)ガスの干渉影響を受けることなく低濃度域 (O2:0-100ppm~xxxxxppm)のO2ガスを高感度O2検出器の開発により精度よく連続測定することが可能です。
優れた安定性・・・H2
周囲温度変化の影響をほとんど受けません。±0.05FS%/℃(at H2 100% Range)
高濃度H2ガス影響は最小
共存する高濃度H2(0~70%)ガスによる干渉影響は最小です。
サンプル流量の変化に対して安定
サンプル流量変動は最小です。
高精度H2O,CH3OH校正器を開発
シリンダーガスによる校正が不可のためPATによる高精度校正装置を開発し搭載しました。
共存ガス影響は最小
共存ガス(CO,O2,N2,HC,SO2,NO etc)による干渉影響は最小です。