評価システム

  • リニアA/F,O2,NOxセンサ性能評価システム

    CATA-8000LAF
    1. 自動車排気ガス浄化や燃費性能に対する関心は世界的に高く、低減技術も高度化していますが、排気ガス浄化や燃費性能を良好に維持するために自己診断装置(OBD=On Board Diagnosis)が装備されています。O2センサは排気ガス浄化や燃費性能に重大な影響を与えるコアの重要部品です。このためOBDの故障コードは、O2センサに対してシビアな基準で故障診断と判別するよう求めています。
      CATA-8000LAFはCATAシリーズ(触媒性能評価システム)で培った豊富なノウハウとインテリジェントな機能を搭載したリニアA/F,O2センサ性能評価システムです。
      各社のO2センサを簡単に装着でき試験ガスを20msec前後で供給できる超高速試験ガス供給機能を標準装備しています。
CATA-8000LAF

応答試験

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CATA-8000LAF特長

高速応答を実現

試験ガスを安定かつ高速に供給可能です(ガス置換速度:20msec~)

少流量による評価を実現

最小試験流量5L/minにて評価可能

高い安全性

プロパンバーナー試験法(O2センサ)による爆発の危険性はありません。
また豊富な安全警報項目を装備しています。

各種形状センサに対応

センサ取り付けブロックにより、形状の異なる各メーカーのセンサ形状に対応可能です。

広い応用範囲

NOx,H2センサの性能評価も対応可能です。

各種試験ガス発生要求に対応

実機の排気ガス組成に近似した試験ガス発生や、各センサメーカー独自の試験ガスによるセンサ性能評価が可能です。

比較試験が可能

評価対象センサとマスターセンサの同時比較機能を装備しています。

インテリジェントな機能を装備

当社CATAシリーズ用データ処理装置の開発で培ったノウハウを取り込んだインテリジェントなソフトウェアを装備しています。


CATA-8000LAF仕様
装置構成 試験ガス発生部、水分加湿部、センサ加熱部、電源供給・温度制御部、安全警報部、
システム制御・データ処理部、ガス分析部
試験ガス成分 CO,CO2,O2,NO,C3H8,CH4,N2,H2O etc.
A/F発生範囲 A/F:10-25 (他範囲も可能)
試験ガス置換速度 20msec~
A/F関連測定項目 リニアA/F,O2濃度,λ
試験ガス発生量 5-10L/min(2ライン) (他範囲も可能)
加湿範囲 0.5%-15%
センサ加熱範囲 室温+α~750℃(センサ部入り口直近ガス温度)
試験ガス昇温速度 Max 40℃/min
分析計測定成分 CO,CO2,O2,NO/NOx,THC etc.
安全警報項目 可燃ガス、COリーク、加熱炉加熱、漏電、建屋火災、原料ガス圧力低下 etc.
電源容量等 AC200V φ3 約80KVA (参考)AC100V 1.5KVA